
家族と共に車で帰省先から東京に戻る途中、里見(三上博史)は、急ぎの仕事を片づけるため電話ボックスに立ち寄るが、ふと目に留まった古びた新聞の記事に凍りつく。そこには、娘・奈々の事故死を伝える見出しがあった。日時は、その日のその時刻。里見の様子を見に、妻・綾香(酒井法子)が車を降りて近づいてくる。その瞬間、大型トラックが、奈々だけを残した車に激突する。3年後、娘の死をひきずりながら、妻とも別れ、抜け殻のように暮らす里見の元に、死を予言する新聞が再び届く・・・。
近作は、Jホラーシアターの第一弾で、公開時は「感染」と同時上映。つのだじろうの漫画「恐怖新聞」が原作で、一片の新聞から始まる恐怖の連鎖を描いている。
この作品は、「ホラーテイストの入った家族愛が中心のドラマ」といった印象を受け、全体的に緊迫感に乏しい。題材は良いが素材を活かし切れていない感があり、“未来を予言する新聞”に対する恐怖や苦悩があまり伝わってこなかった。純粋にホラーを期待すると肩透かしを食ってしまう。もう少し、心理的恐怖を追求しても良かったのではないだろうか。
新聞を恐怖の対象とした着眼点は面白く感じた。身近な題材に恐怖を見出す発想が、近年のジャパニーズ・ホラー台頭の要因かもしれない。
ルーピーQ的評価・・・★★☆☆☆二つ星です。
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こういう、ただただホラーを追求した物ではないのも、ありかな?なんて私は思いました。
純粋にホラーなら「感染」話の筋なら「予言」かなと思いました。
確かにホラーとしての恐怖を楽しみにして見ると肩透かしを食らいますね(苦笑)
つのだ氏の原作を読んでたので期待してたんですが…、残念です。
でも話の構成はなかなかでホラーなのに思わず感動しちゃいました… ^^;
では、また今後とも宜しくお願いしますm(_"_)m
コメント有難うございます!
「予言」はホラーってカンジではなかったですね〜(苦笑)
仰る通り、話の筋としては良かったですよね。
「感染」よりはこちらの方が好みでした。
こちらこそ今後とも宜しくお願いしますね♪