■まだまだあぶない刑事

　韓国・釜山で核爆弾の闇取引現場に潜入していたタカ（舘ひろし）とユージ（柴田恭兵）は、華麗な連携で取引を阻止し、７年振りに横浜の街へと帰ってきた。港署に戻った２人は、７年前に逮捕した凶悪犯・尾藤が脱獄したことを知って捜査に乗り出す・・・。

　１９８６年にスタートした「あぶない刑事」シリーズが、１９９６年の劇場版から７年の時を経て復活した。今作は、タカとユージが横浜・港署に舞い戻った矢先に起こった脱獄事件を中心に追っていく。

　このシリーズは、タカとユージに代表される、ハジケた登場人物達の刑事らしからぬ行動や言動を楽しみながらの観賞が良い。ド派手な爆破シーンはもちろん、タカのバイクアクションやユージの疾走シーンなども健在で、ファンには懐かしいと思わせるシーンも多々ある。新しくなった港署に初めてタカとユージが入っていくシーンでは、テレビシリーズのＯＰを思わせる演出でシリーズ好きには嬉しい作りだ。　

　今回の「アブデカ」では、松村（木の実ナナ）は港署の署長に、薫（浅野温子）は少年課課長に、そして透（仲村トオル）は、捜査課課長へとお馴染みレギュラーメンバーそれぞれが昇進している。しかし透が昇進していることで、タカ＆ユージとの掛け合いに微妙な違和感が気持ち残った。

　テレビドラマ初回放映時から、実に２０年の時が経過しているこのシリーズだが、まだまだタカとユージの相変わらずのダンディ＆セクシーぶりを堪能することができる。全体的にテレビ版のような勢いが感じられないのが残念なところだが、作品に同窓会的な懐かしさを感じられれば、充分に「アブデカ」ワールドを満喫できてスカっとすること請け合いだ。


ルーピーＱ的評価・・・★★・☆☆二つ星半です。



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Comments

こんにちは、おじゃまします。(^.^)

アブデカ、正直作品としてのクオリティはそれほど高くないんだけど、やっぱりファンとしては懐かしさと嬉しさと喜び、といったところでしたね。

二人にあこがれた高校生の時を思うと、自分も歳をとったなぁ、というのを再認識した作品でもありました（笑）。

Posted by ラフマニノフ at 2006年04月27日 09:04

ルーピーQさんこんばんは。

＞タカとユージの相変わらずのダンディ＆セクシーぶりを堪能することができる
未だに堪能させてくれる御二方には拍手喝采を贈りたいですね。
レギュラー陣も少し？歳食ったかな？と思わないでもないけど、やっぱり相変わらず素敵な松村課長でした。

Posted by たいむ at 2006年04月28日 20:32

こんばんわ♪ＴＢ有難うございました♪

ストーリーとかはもうぶっ飛んでますし、おなじみの登場人物やアブデカのお約束要素の数々の方が笑えてしまいましたね♪ファンにとっては嬉しいはずです♪

タカとユージもあと１作くらいはいけるんじゃないでしょうか？（笑

Posted by メビウス at 2006年04月28日 22:52

　ＴＢありがとうございますm(_ _)m

　一緒に行った友達は「これぞ、あぶ刑事」と
大満足していたのですが、たましょくが不満顔
をしていたら、「たましょくさんは、映画観過
ぎて、求め過ぎなんだよ」と言われてしまいま
したよｗそーなのかなぁ〜（汗）

Posted by たましょく at 2006年04月28日 23:00

-----■コメント感謝です♪■-----

・ラフマニノフ様、今晩は☆

コメント有難うございます！
正直、ストーリーはちょっと…ですが、ファンとしてはアブデカのメンバーに会えただけでも嬉しいという気持ちでした。＾＾：
私も憧れていた当時の自分を思い出して懐かしいです。
レパードに乗りたかったなぁ〜…（笑）


・たいむ様、今晩は☆

コメント有難うございます！
そうそう！多少！？歳も感じさせますが（笑）
相変わらずなお二方に拍手喝采です。＾＾
プラス、ますます女っぷりの上がっている松村課長にも拍手！ですね♪


・メビウスさん、今晩は☆

コメント有難うございます！
アブデカハストーリーよりもお約束的な要素と掛け合いが面白いですよね♪
後１作は是非頑張っていただきたいです（笑）


・たましょく様、コメント有難うございます！

いや、私も映画館で観たら不満顔だったかもしれません。＾＾：
作品の出来はテレビドラマサイズで充分なので…（汗）
ただアブデカ世代？としては、もう懐かしさと再会だけでお腹いっぱいなのも事実なので、その分は楽しめたかな〜という感じです（笑）

Posted by ルーピーＱ at 2006年04月29日 23:17