2005年09月18日

■チャーリーとチョコレート工場

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 両親と両祖父母と一緒に、傾いた家で細々と健気に暮らすチャーリー(フレディ・ハイモア)。彼の楽しみは、年に一度、誕生日だけに買ってもらえる“ウォンカ”印のチョコレートだ。世界中で爆発的な売り上げを記録しているウォンカのチョコレートだが、実は誰も工場に人が出入りしているところを見たことがない。いったい誰がどのようにチョコレートを作っているのか? ウォンカ(ジョニー・デップ)とはいったいどんな人なのか? ある日のこと、「チョコレート工場に5人の子供を招待する」とウォンカが発表。チャーリーはその幸運な5人の中に入れるのか・・・。

 原作はロアルド・ダールの「チョコレート工場の秘密」。全世界で1300万部を売り上げるベストセラーの映画化。

 謎のヴェールに包まれたチョコレート工場、その中に一歩足を踏み入れると、小さいころに絵本で読んだような世界が広がっている。チョコレートの川に砂糖菓子の船が浮かび、木や草花に至るまで全てがお菓子で出来ている。カラフルに彩られた森は、見ているだけで楽しくなる。

 ユニークな音楽にも意識がいく。ウォンカに始まって、夢のチケットを手に入れた子供達に合わせた歌を歌う“ウンパ・ルンパ”たち。その歌詞はブラック・ユーモアたっぷりで苦笑してしまう。“ウンパ・ルンパ”たちの歌と踊りに合わせて思わず身体が動いたら、きっと物語に入り込めて、チャーリーと共に「チョコレート工場」を見学している気分を味わえるだろう。 

 可愛げのない子供たちに“オシオキ”をするウォンカはどこか不気味に見え、その行動については賛否があり好き嫌いが分かれるところだ。ただラストにはホロリとさせられて、子供たちや親への教訓と共に「家族の大切さ」が伝わる作品に仕上がっている。一癖も二癖もある登場人物の中で、フレディ・ハイモア演じるチャーリーの純粋さは余計に印象的に映った。

ルーピーQ的評価・・・★★★☆☆三つ星です。 


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posted by ルーピーQ at 01:17| 千葉 ☁| Comment(79) | TrackBack(212) | ■映画レビュー -劇場観賞- 2005 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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