2005年09月12日

■セルラー

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 高校教師ジェシカ(キム・ベイシンガー)は突然、自宅に侵入した見知らぬ男たちに拉致される。監禁された部屋には粉々になった電話が一台。電話線を復旧させ、やっと繋がった相手は全く知らない若者ライアン(クリス・エバンス)だった。ジェシカと家族に命の危険が刻々と迫る・・・果たして誘拐犯の正体は?そして彼らの真の狙いとは・・・。

 見知らぬ女性ジェシカと偶然電話が繋がってしまったことで、事件に巻き込まれていくライアンの姿を描く。「フォーン・ブース」で知られる脚本家、ラリー・コーエン原案。

 ストーリーは、ジェシカが拉致された理由、誘拐犯の目的を軸としてテンポ良く見せている。加えてバッテリーの消耗や電波の圏外、混線といった携帯電話ならではのアクシデントを巧みにストーリーの中に組み込んでいくことで、緊張感を作ることに成功した。サスペンスでありながらも、どこかコミカルなシーンやアクション・シーンも満載でなかなか楽しませてくれる。

 いいかげんな男であったライアンが、見知らぬ一家の為に奔走し徐々に頼れるヒーローになっていく様子をクリス・エバンスが好演。設定の面白さや作品のテンポが相まって、難しく考えなければ気楽に楽しめるサスペンス映画になっている。


ルーピーQ的評価・・・★★★☆☆三つ星です。


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posted by ルーピーQ at 23:00| 千葉 | Comment(29) | TrackBack(66) | ■映画レビュー -DVD観賞- 2005 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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