冒険家、ダーク・ピット(マシュー・マコノヒー)は、ナイジェリアとマリ共和国の間で発見された一枚の金貨に魅せられる。それは、南北戦争で忽然と姿を消した甲鉄艦の存在を示す存。ボスのサンデッカー提督を説得し、早速マリへと出発を決めるピットに、思わぬ同行者が現れた。疫病の感染源を調査しているWHOの医師、エヴァ(ペネロペ・クルス)だ。ピットはマリの村でエヴァと別れるが、何者かがエヴァの命を狙っていることを知り、後を追跡する・・・。
クライブ・カッスラー原作「ダーク・ピット」シリーズより、11作目「死の砂漠を脱出せよ」の映画化。
伝説の甲鉄艦の行方と、広がりつつある伝染病の感染源、二つの謎を軸に物語は進んでいく。タフなヒーローが繰り広げる派手な銃撃戦や爆発シーン、ヒロインとのロマンス等が盛りだくさんに詰め込まれている。しかし詰め込み過ぎた感もあり、ややストーリーの強引さが目立った。もう少しすっきり纏めた方が、ストーリーに入り込めたかもしれない。
ピットと、その相棒アル(スティーヴ・ザーン)との息の合ったアクション・シーンや会話は見所だろう。シリーズものが原作とあって、二人の信頼関係が窺える描き方をされている。良くも悪くも、アドベンチャー・ムービーの醍醐味たっぷりの作品だった。
ルーピーQ的評価・・・★★☆☆☆二つ星です。
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